塗装の価格の裏側
昨今、塗装会社の価格競争がますます増えて、お見積もりを立てるのにもさぞお悩みになることと思います。見積もりを取ったけど、HPに記載の値段と違ったり、足場代が格安だったりと、『本当に、これで出来るの?』と疑問をもたれることでしょう。
足場に必要な作業員は建坪30坪の一般的な家の場合、少なくとも2人必要です。
前日の夕方か朝早くに皆で積み込みをして施主様の現場までトラックで向かい安全確認をしながら組み立てに入ります。
最近の住宅(築15年程度)は屋根裏部屋なども増えたため、以前の建物より高さのある建物も増えました。熟練の職人でもやはり14時、15時頃までかかるでしょう。一般的な家と複雑な構造の家とではその職人の労力も変わってきますしそれを同じ作業費では職人も納得した良い仕事が出来るとは思えません。
他の施工に対しても同じことです。
手をかけなければならない箇所にこそ手をかけよう
例えば、霧妻側の破風板。下屋根と壁の設置面。お風呂場窓の結露による外壁の傷みなど
家の傷みやすい弱点こそ作業費をかけてほしい
どのお家も大なり、小なり、足場をかけると傷みのある箇所や色あせがございます。そのような箇所をきちんと直してから塗装するためにも下記の作業費や日数が必要になります。
建坪30坪の一般的な家の場合
内訳 | 金額 |
足場組立て・解体 | 15万円 |
材料費 | 10万円 |
宣伝費 | 5万円 |
保険・維持費 | 12万円 |
内訳 | 金額 |
作業費 | 25万円 |
雑費 | 3万円 |
税金 | 7万円 |
合計 | 77万円 |
30坪のお家で10日前後の施工日数が必要です