なぜ塗り替えが必要か?
私たちの生活は住まいによって守られているといえます。
その住まいは屋根や外壁に守られているわけですが、屋根材や外壁材を雨や紫外線などの太陽光線から守っているのが1ミリにも満たない薄い塗膜なのです。
この塗膜には寿命(耐用年数)があり、下記の表のように下地の材料でも異なりますが下記の年数が一般的ではないでしょうか。
ケイカル板 | 7年前後 (軒下、破風板などに用いられます) |
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モルタル | 8年前後 |
スレート瓦 | 8年前後 |
サイディング材 | 10年前後 (注 メーカーによりかなり幅がございますがシーリング、コーキング部分は10年が限界です) |
鉄部 | 5年前後 |
木部 | 5年前後 |
新築時に行われている塗装は作業効率をあげるため吹き付け塗装により薄く施工されたものが多く、早い家では、築3年~5年で塗膜に劣化がみられ、場合によっては剥がれる事や、コケやカビが多量に発生しているケースもございます。
それに対し日本の住宅の平均寿命は一昔前の25年から倍の50年となりました。
この住宅の建材を保護している塗膜が劣化し傷んでしまうと屋根材や外壁材などが直接雨や紫外線を受けてしまうこととなり、住まいの構造体の劣化や雨漏りの要因にもなってしまいます。
ゆえに、お住まいを守っていくためには、家の一生の中で3~4回、表層の塗膜の寿命に応じて屋根材や外壁材の「塗り替え」が必要となってくるのです。
当店では、10年に1度の塗り替えをお勧めしています。